野原に出て四つ葉のクローバーを探したことはありませんか?

四つ葉のクローバーを見つけると幸せになれると昔から言われています。




確かに四つ葉のクローバーは探してもあまら見つからないから、見つけたときはほんとうにラッキーなんて思ってしまいます。

なんで四つ葉のクローバーを見つけたら幸せになれるんでしょう。

★三つ葉のクローバー

クローバー(シロツメクサ)は学名を「トリフォリウム」(Trifolium)。

「三つ葉」という意味です。 

古来より守護の力を持つものとして知られていました。

キリスト教以前の古代ケルトのお守りとしてアイルランドなどで「シャムロック」と呼ばれていました。 

アイルランドへキリスト教の福音を伝えるため、守護聖人パトリックがシャムロックの葉で三位一体(信仰、希望、愛)を教え、伝えたのです。

三つ葉のクローバー自体も古来から幸運のシンボルであるといわれていました。

★四つ葉のクローバー

三つ葉のクローバーよりもっと珍しい四つ葉のクローバーには、より強い力があると信じられています。

 イブはエデンの園から四つ葉のクローバーを持ち出した、という有名な伝説もあります。
 
四つ葉のクローバーには、色々な種類の象徴的な意味が与えられてきました。

一つには、それぞれの葉が信仰、希望、愛、幸運をあらわしていると伝えられています。 

また、四つ葉が、それぞれ東西南北をあらわしており、中心では四大守護霊が一つに統べられているという、「世界のシンボル」というとらえられ方もあります。 

あるいは、それぞれの葉が、名声、富、誠実な恋人、健康を運んできてくれるという言い伝えもあるそうです。

★クローバーはいつ日本へ

江戸時代、弘化3年に、オランダの貿易船が幕府に献上するガラス製品を持ってきた際、そのパッキングに このクローバーを乾燥させたものを用いていたといわれます。

その中に混じっていた種をまいたことから、 わが国に広まったのだそうです。 

ツメクサという名前がついたのも、この詰め物に使われていたことから「詰め草」と言う意味で呼ばれたそうです。

★四つ葉のクローバーの歌

詩はHigginsonの詩「Four-Leaf Clover」を明治42年(1909年)日本語に意訳し当時東京音楽学校の音楽教師ルドルフ・ロイテルが作曲したのが「四つ葉のクローバー」と言う歌です。

この歌が日本の女学生の間で歌いつがれていくようになります。

昭和16年(1941年)『女學生愛唱曲集 その一』に「四つ葉のクローバ」として収録された歌詞は以下の通りです。


『四つ葉のクローバ』

うららに照る 日影に
百千(ももち)の花

ほほえむ
人知らぬ 里に生ふる
四つ葉の クローバ


三つの葉は
希望 信仰 愛情のしるし



残る一葉は 幸福(さち)
もとめよ

疾(と)くその葉
希望深く 信仰固く
愛情厚くあれ


やがて汝(なれ)も 摘みてとらん
四葉の クローバ


女学生たちは歌詞の通りに野原に四葉のクローバーを探しに出かけたそうです。

歌の最後にあるように「残る一葉は幸福(さち)となっています。

四つ葉のクローバーの幸せ探しはこの歌から来ているのです。

★四つ葉のクローバーは10万分の1

四つ葉のクローバーってどれくらいの確率で存在しているのだろうって一度は気になります。

その確率はなんと1万分の1。

ただし、これは群をなして四つ葉にが発生していることを加味しているためだそうです。

それを除くと約10万分の1という驚きの確率です。

やはり、これだけ見つかりにしく四つ葉のクローバー、見つけただけで幸せになりますよね。