NHK連続テレビ小説『おちょやん』が杉村花をヒロインに30日よりいよいよスタートします。

 杉咲演じる竹井千代は大阪府南河内郡出身の上方女優・浪花千栄子(なにわ ちえこ)がモデル。

 幼い頃から女中奉公に出されるなど貧しい生活を乗り越えて上方を代表する女優となり、「大阪のお母さん」とまで呼ばれ親しまれた。

 えっ、浪花千栄子って誰?

 聞いたことないと思ったら会ったことがありました。

 以前、四国の田舎の辺鄙な所にある木造の壁にかかった看板で。

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 そう、この人が浪花千栄子さんでした。

 おばさん。

 そう、おばさん。

 えっなんで、地方のこんな所にこんか看板があるの?

 だれでもが疑問に思うでしょう。

 これにはいろいろとわけがあるようです。

あなたは『おちょやん』浪花千栄子に出会ったことはありませんか?

 1953(昭和28)前回のNHK連続ドラマ『エール』古関裕而と菊田一夫の「君の名は」が全国的にブームとなり、一世を風靡していました。

 ラジオドラマ「君の名は」映画化され主演した佐田啓二、岸 惠子が大人気となっていました。

 大塚製薬では「オロナイン軟膏」の発売が始まりました。人気の佐田啓二と岸惠子をを起用し、「君の名はオロナイン」というキャッチフレーズで製品名をアピールしたのです。

 1953年はテレビ放送が始まった年でもありました。初期のテレビコマーシャルは、番組の中で出演者が宣伝をしてしまう、いわゆる「生CM」。

 大塚製薬では、1959(昭和34)年の大村崑氏主演「とんま天狗」を皮切りに、松山容子氏の「琴姫七変化」、渋谷天外・中村メイコ両氏の「うちのママ姉ちゃん」といった番組提供や、浪花千栄子氏、香山美子氏、名取裕子氏らを起用したCMを打ちました。

 そして、1963(昭和38)年からは、全国でホーロー看板を貼り出しました。これは営業マンにノルマとして課せられたものです。全国津々浦々に看板が貼られたそうです。それが残っていたのです。

 今ではマニアがプレミア付きで集めるコレクターズアイテムとなっています。

 ちなみに、ホーロー看板に登場し、後にテレビCMのキャラクターともなる浪花千栄子氏の本名は、南口キクノ(なんこう きくの)。「軟膏効くの」本名を知った人が、後で思わずニヤリとするタレント起用でした。

 この時の営業マンの努力が地方の人知れず知らない場所だからこそ残っていたのです。

 あなたも『おちょやん』浪花千栄子に出会ったことはありませんか?

 なんと忘れられた歴史。今でも残っているのでしょうか。

 女優杉村花さんはテレビ味の素のCMで回鍋肉を大きな口を開けて、元気良く食べる姿が印象的でした。明るい前向きな女優さん。

 さて、杉村花さんNHK連続ドラマ『おちょやん』でどんな演技を見せてくれるのか楽しみですね。